3/11 あの日を忘れない
- 公開日
- 2015/03/11
- 更新日
- 2015/03/11
校長室より
2011年3月11日に発生した東日本大震災から4年が経ちました。
この4年という歳月は、東日本大震災の記憶をだんだん風化させてきています。地震と津波が襲った福島原子力発電所事故は、まだまだ収束していません。そして、復興もまだまだの状況です。そんな中、自分たちにできることは何だろう。考えてみたいと思います。
先日から、「3・11 世界中が祈りはじめた日 PRAY FOR JAPAN」を読み返してみました。その中から、2つを紹介します。
避難所で、4人家族なのに
「分け合って食べます」と
3つしかおにぎりをもらわない人を見た
凍えるほど寒いのに、
毛布を譲り合う人を見た。
きちんと一列に並んで、
順番を守って物資を受け取る姿に、
日本人の誇りを見た。
誰かに頑張って欲しいと願うなら、
100回「頑張れ」と言うよりも、
自分が1回頑張った方が伝わる。
私たちが、頑張ろう。
「絆」このときに盛んに言われた言葉です。
今一度、この言葉を思い出して、過ごしていきたいと思います。
今日は、弔意を表し、半旗を掲揚し、黙祷を行います。
(写真は、震災の時の中日新聞です。)