学校日記

12/30 クラシック音楽へのお誘い

公開日
2014/12/30
更新日
2014/12/30

校長室より

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 私はクラシック音楽が好きです。
 なぜ、好きになったか。
 それは小学校高学年のときに聴いた1枚のレコードからでした。小学校5年か6年かははっきりと覚えていませんが、姉の買ったベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を聴いていました。なぜこのレコードを選んだのかもはっきり覚えていません。このレコードを聴いていくと、初めは天気が良かったのにだんだんと曇ってきて、遠くで、雷が鳴る音が聞こえるようになりました。そして、雷がすぐ近くに落ちた音が聞こえました。ちょうどそのとき、このレコード「田園」も嵐の場面になったのです。自然の雷の音と音楽の嵐の場面が重なったのです。すごい迫力でした。そのとき、「音楽はすごい!」と思い、クラシック音楽を聴くようになりました。

 この時期、クラシック音楽と言えば、ベートーベンの交響曲第9番「合唱」です。

 写真は、フルトヴェングラー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団・同合唱団の演奏するベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」です。この演奏は歴史的名演と言われている演奏ですが、私にはよく分かりません。ただ、最初に聴いたのがこのレコードでしたので、今でも一番好きな演奏です。
 第1楽章の冒頭の何となく不安定な始まりから、第4楽章の歓喜の歌まで、飽きることなく聴くことができます。ぜひ一度聴いてみてください。心に響く感動を味わえると思います。