12/7 雪の富山で
- 公開日
- 2014/12/07
- 更新日
- 2014/12/07
校長室より
第18回全国小学校管楽器合奏フェスティバル東海北陸大会が富山県のオーバード・ホールで開催されました。そのため、昨日から富山にいました。昨日は、富山市もすごい雪で、足下が滑って危ない状態でした。
今日のフェスティバルには富山県外からも、福井県、石川県、三重県、愛知県から各1チームの出場校があり、全部で25チームが演奏しました。
今回は、第42回富山県小学校バンドフェスティバルも兼ねているので、富山県からの出場校がたくさんありました。どの学校も、すばらしい演奏を聴かせてくれました。子どもたちが自信を持って、楽しく演奏している姿を見ることができ、本当に良かったと思います。そのなかで、びっくりしたのは、小学校でも吹奏楽で出場している学校が多いことでした。理由を聞いてみますと、「これが一つの文化なんです」という答えを返してくれる方が見えました。すばらしいことだと思います。
小学校の内に、楽器に触れる機会があることはすばらしいことだと思います。けれども、今日5県の先生との会合の中で、指導者の減少の問題も出てきました。愛知県では、若い先生で、吹奏楽を指導できる先生が少しずつ増えてきましたが、指導者が減ってしまったときに、金管バンドをやらなくなり、楽器が学校に眠ってしまっているところもあります。もったいないことだと思います。
せっかくある楽器を授業の中で使うことはできないか、ということで全日本小学校管楽器教育研究大会が毎年開催されており、今回で21回目となります。持ち回りで開催され、今年は熊本県で開催されます。こういう研究大会が何かのきっかけになればと思っています。