学校日記

10/23 すもう大会を終えて

公開日
2014/10/23
更新日
2014/10/23

校長室より

 40年の伝統あるすもう大会が終わりました。

 子どもたちも練習の時とはまた違う迫力がありました。保護者の皆様もしっかり応援していただきました。ありがとうございました。

 すもう大会は、当然素足で行います。本校は薄着、素足を伝統として行っていますので、その意味でもすもう大会は最適です。また、見ていただいてお分かりかと思いますが、足、腰が非常に強くなりますね。投げられないように踏ん張る、押されないように頑張る、体重を前にかけて押し出す等、足、腰をしっかり使います。そのため、腰がしっかり安定します。腰が安定すると、いろいろな運動に有効に働きます。

 また、すもうは、礼に始まって礼で終わります。自分をたたえるとともに、相手もたたえます。礼儀を学ぶ場としてもいいですね。

 現在の学習指導要領になってから、中学校に武道の学習が入りました。柔道、剣道、すもうから学校で選択します。学習指導要領中学校3年生の体育分野武道のところに「武道に自主的に取り組むとともに、相手を尊重し、伝統的な行動の仕方を大切にしようとすること、自己の責任を果たそうとすることなどや、健康・安全を確保することができるようにする。」とあります。ただ、勝負に勝つことだけではなく、対戦する相手を尊重すること、そして、自己の責任を果たすことまで、考えられているのです。

 今日のすもう大会は八幡小学校の伝統です。この伝統をこれからも受け継いでいきたいと思います。