9/15 読書のきっかけ
- 公開日
- 2014/09/15
- 更新日
- 2014/09/15
校長室より
小学校の時は、ファーブル昆虫記が大好きで、よく読んでいました。また、ベーブルースや野口英世、北里柴三郎などの伝記も読んでいました。けれどもまだ、夢中になって読書をするという感じではありませんでした。
私が本が好きになったのは、中学校の時に読んだ3冊の本がきっかけでした。
そのうちの1冊が阿川弘之箸、「雲の墓標」です。
内容は、太平洋戦争末期の特攻隊の人の話です。
太平洋戦争末期になると、南方諸島の日本軍は次々に玉砕しました。そして、米軍は着々と日本本土を目指してきました。フィリピンのレイテ島海戦で、はじめて特攻隊が編成されました。この話は、特攻学徒兵吉野次郎の日記の形をとり、特攻隊に選ばれてから、実際に出撃するまでの記録として表されています。まだ出撃せず残っている吉野次郎。けれども、同じ仲間は次々と出撃し、空や海の果てに消えていった。そんな、大空に散った若人たちの、生への執着と死の恐怖に身をもだえる姿を描いています。
感動するととともに、戦争の恐ろしさを感じたことを覚えています。
実はこの本は、最近読み直しをしました。中学時代に買った本は、もう傷んでしまいましたので、買い直しをしました。でも、この本は、しばらくは書店にはなく、最近また書店に並んでいるようになりました。今でも購入できると思いますので、ぜひ一度お読みください。