9/3 明日をひらく言葉
- 公開日
- 2014/09/03
- 更新日
- 2014/09/03
校長室より
今読んでいる本に「やなせたかし 明日をひらく言葉(PHP文庫)」があります。「やなせたかし」さんは、みんな知っていますね。漫画のアンパンマンの作者です。やなせたかしさんは、未熟児として生まれたため、体も大変弱かったそうです。漫画家になろうと志したものの、なかなか漫画家としては有名になりませんでした。けれども、いろいろな縁から、詩集(詩とメルヘン)をだしたり、演出をやったりと様々なことを行ってきました。そして、とうとう、アンパンマンで有名になっていくのです。そのとき、やなせたかしさんは、69歳でした。そんな彼の言葉には心にしみるものがあります。
生きていることが、理屈なしに大切なのです。
今日まで生きてこられたなら、
少しくらいつらくても
明日もまた生きられる。
そう思って、とにかく生きてみる。
そうやっているうちに、
次が拓けてくるのです。
(中略)大器でも小器でも、いいじゃないか。せっかく生まれてきたのだ。絶望するなんてもったいない。
なんとかなるさと辛抱して、とにかく生きていくんだ。
人生は捨てたものではない。やがて道は拓けてくる。それが実感だ。