9/1 始業式の話
- 公開日
- 2014/09/01
- 更新日
- 2014/09/01
校長室より
始業式にあたり、二つの話をしました。
一つは、今日の「防災の日」についての話です。
関東大震災が起こってから、9月1日は防災の日になりました。3年前と昨年、東日本大震災で被害を受けた仙台市と福島県に行ってきました。そこで、いろいろ話を聞きました。校舎が倒壊することはありませんでしたが、教室の中はぐちゃぐちゃになりました。低学年の子は、恐ろしさのため、泣き叫んでしまう子もいたそうです。そういう子どもを励ましながら、運動場へ出ようとすると、1メートルもの段差ができていたり、地割れが起こっていたりしてとても訓練のような避難はできませんでした。低学年の子を励まし、空き地を見つけ、なんとか静かに避難できたのは、高学年の子どもたちの力も大きかったそうです。どんな場面になっても、先生の話が静かに聞ける、また、中学生や高学年の指示も聞ける、そんな雰囲気をつくっていきたいと思います。
もう一つは、授業についてです。
一学期の終わりにも話した内容です。二学期は長いので学習内容も多くなります。1時間1時間の授業を大切に取り組んでほしいと思います。