学校日記

7/16 人と違う勇気を

公開日
2014/07/16
更新日
2014/07/16

校長室より

 初等教育資料6月号に曽根綾子さんのインタビュー記事が掲載されていました。インタビュアーの「今の子どもたちの現状をどのようにお考えですか」という質問に次のように答えています。長文になりますが、引用します。

 「いわゆる世の中の荒波というものを一切受けていない。そういう子どもが多いようです。親が子どもの生活を守ろうとするのは当然ですし、また戦争や内乱などはあってはならない。教育機関も、常に状況をよくなさろうとするのは当然です。
 しかし私に言わせると、知識・学問だけで人間はできないのです。体験というか実際に世間を見ることことによって、自分を創る部分があるのですが、そちらの教育はほとんどなされていない。何しろ子どもたちはヴァーチャルリアリティに生きているのですから、エベレストに登る苦労はせずに、テレビの画面だけで登った気になれる時代です。ですから、甘やかされた、苦労を知らない子どもが育っているような気がします。
 昔は子どももまた応分に親の生活を担って生きていました。ですから親の生活を助けて畑を手伝ったり、店の配達をしたりする子どもも結構いて、そういう生活の中から人間の生き様を学んだのですね。(中略)
 子どもに苦労をかけていいとは言いませんが、今の子どもは、貧しさや苦労の中から学ぶということが価値あるものだと誰からも学んでいませんね。」

 含蓄のある話だと思います。
 教育者として、考えていかなければと思います。

 この先もまだありますが、後日また紹介できればと思います。