毎年この時期になると、戦争に関する映画が上映されています。今年も、「終戦のエンペラー」「少年Ｈ」「風立ちぬ」などが上映されています。

　しかし、終戦から今年で６８回目。
　終戦の年に生まれた方もすでに６８歳になります。
　あの戦争を体験し、その経験を語ることができる方はもっと年上ということになります。

　映像で見ることはできても、戦争を体験し、戦争の悲惨さを身を以て体験した方々は少なくなってきています。

　私たち教員も、当然のことながら戦争を経験しておりません。
　戦争は悲惨なもの。家族の絆を失わせてしまうもの。
　二度と戦争を起こさないために、子どもたちに、あの戦争がどのようなものであったかを伝えるのも、わたしたちの仕事だと考えています。子どもたちがいつまでも笑顔で暮らせるように。