8/4 心穏やかに
- 公開日
- 2013/08/04
- 更新日
- 2013/08/04
知多の国語
夏休みがはじまり、2週間が過ぎました。子どもたちは、どのように過ごしているでしょうか。規則正しい生活をしているでしょうか。
さて、ある雑誌を読んでいたら次の言葉が目に飛び込みました。
「深い水は波静かであり、学識の広い人は言葉がおだやかである。」
(水深くして波浪静か、学広くして語声低し 『従容録』92)
中国の古典の言葉です。
学識の広いひとは言葉がおだやかだというのは、中身がしっかりしているから、どっしりと落ち着いている。中身が薄っぺらなひとは、ちょこまかと動き回り、他人のことが気になるから、つい自分の主張を通そうと、声が大きくなる。
こんな意味だと思います。
今一度、このことを胸に、「学広く」を目指していきたいと思います。そのために、とりあえず「語声低し」、穏やかに語ること、このことを心していきたいと思う夏休みです。