話す聞く 思い描く
- 公開日
- 2013/05/26
- 更新日
- 2013/05/26
知多の国語
昨日ある会で、三遊亭圓窓氏の話を聞く機会がありました。落語が大好きな自分にとって、すばらしい講演でした。
落語家は、一人で何人もの登場人物を演じなければいけません。しかも、動作はなく「語り」だけで演じるわけですので、大変難しいと思います。お話の中で、いろいろと考えさせられることがありましたが、ここでは、三つのことだけ述べておきます。
・「人」は周りの人のことを考える。人の間をつなぐから「人間」である。
・「夢は大きく、声はもっと大きく」
・目を見て話す、目を見て聞く
最後の、「目を見て話す、目を見て聞く」は、教員にとって大変大事なことです。朝、校門に立って、あいさつをしていると、どうしても目が合わない子どもがいます。きっと、何か心に思っていることがあるのでしょう。そういう子どもたちにもあきらめず、顔をのぞきこむようにしてあいさつをしています。そいう子どもも顔を上げて、大きな声であいさつできるようになることを願って。