学校日記

あれから2年

公開日
2013/03/11
更新日
2013/03/11

知多の国語

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 平成23年3月11日に、東日本大震災がおきました。あれから2年になります。被災をされた方々にとっては、長くつらい2年間ではなかったかと思います。
 文藝春秋の被災地のこども80人の作文集「つなみ」より、大槌町の児童の作文を紹介します。3月11日の地震の揺れ、電信柱が倒れるかもしれないという怖さ、そして津波。避難先でこのようなことを書いています。
 「(前略)13日の朝、お母さんが帰ってきたのでとてもうれしかったです。お風呂がないのと電気とガスがない生活をしてみて前の生活が幸せなことに気づきました。だから、これからは、無駄遣いをしないようにしたいと思います。○○さんの家から学校に住むことになりました。一度津波が来た所なので、不安でしたが、みんなと一緒なので心強い気持ちになりました。(中略)自分の家を見に行って何もなかったです。そしてぼくが、「夢だったらいいな−」と言いました。そしてお母さんも、「そうだね。」と返してくれました。これからぼくは、前向きにがんばりたいです。」
 まだまだ大変な被災地。本日、新田小学校では、半旗を掲げ、14時46分に黙祷をしました。この日を忘れないために。