1/9 個の確立
- 公開日
- 2014/01/09
- 更新日
- 2014/01/09
知多の国語
「みんな○○を持っている」から、ほしい。
「みんな○○をやっている」から、やりたい。
子どもからこんな言葉を時々聞きます。
「みんな○○〜」
本当にみんななんだろうか、とつい思ってしまいます。
どうして、「自分はこうだからほしい」と言えないのだろうか。
何か、寂しい思いがします。でも、このことは、現在の子どもたちだけのことではないようです。東井義雄は一日一言の中で、次のように述べています。
・ぼくだけじゃない。
・だれ君だってやっている。
などと、集団をかくれみのにして、どんどん自分をだめにする若者は、集団の 甘さの中で育てられたものです。「個」は「集団」の中に埋没してしまい、だめな「個」になっているのです。
「個」が生きてこねばなりません。しかも、その「個」の中に「仲間」みんなが、いきいきと生きてくるような「個」をめざすべきでしょう。
「いきいきと生きてくるような個をめざす。」素敵なことですね。
皆さんもぜひこの言葉をめざしてほしいと思います。