２６日、２７日と福島県に研修視察に行ってきました。
　２６日は南相馬市の鹿島中学校運動場に仮設校舎を建てて学校生活をおくっている４つの小学校を訪問しました。
　大地震と津波で大きな被害を受けた南相馬市。そして、追い打ちをかけるようにおそった原発事故。学校再開に向けて大きな苦労があったそうです。原発の放射能から逃れるために、何度も移転先をかえ、ようやく昨年度（１校は本年度）鹿島中学校内仮設校舎での授業再開となったそうです。そのためには、多くの方々の援助がありました。
　その反面、疎開先では、「福島の子」というだけで、「放射能がうつる」「福島の子と遊んじゃいけないよ」という根も葉もない噂から、いじめにあった子も少なくないそうです。
　こういう状況を見るにつけ、まだまだ復興には時間がかかると感じました。けれども、「子どもたちの笑顔のために」がんばってみえる先生方に感動しました。
　「今何ができるのか」。
　様々なことを考えさせる研修でした。
　２日目の様子は、また後日。