学校日記

10/23 大人の責任

公開日
2013/10/23
更新日
2013/10/23

知多の国語

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 今日、就学時検診に来ていた子どもたちを見ていて、あらためて大人の責任ということを考えさせられました。

 今日の子どもたち。本校の教員が「もう席についてください」というと、今まで体育館の中で遊んでいた子が、すぐに保護者の元に走っていく。内科検診、歯科検診では長い待ち時間も静かにしている。本当に社会生活をしていく上での基本的なことができていると感じました。

 最近、簡単に人を殺してしまう若者の事件がよくおこっています。そのたびに、その人はどんな教育を受けてきたのだろう、どんな子育てをされてきたんだろう、と考えさせられます。
 
 相田みつをさんの有名な言葉に「育てたように子は育つ」があります。子どもは、親を映す鏡だともいわれます。 
 また、夏目漱石は草枕の中で、「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。」と書いています。今日見た子どもたちが、「住みにくい」と感じない世の中にしていくこと、私たち大人の大きな責任だと感じました。