いのちの使いかた
- 公開日
- 2018/07/20
- 更新日
- 2018/07/20
校長室から
1学期終業式 式辞
文字通り「酷暑」が続いています。中部中学校の一学期の終わりの式が「普通に」迎えられることができました。うれしいことです。
充実した一学期。3年生は修学旅行、2年生は林間学校、1年生は、初めての一期テストを乗り越えました。部活動では東海ジュニア始め多くの大会がありました。学校での授業や行事や活動の中で一人一人の成長を感じます。自分自身の成長をみんなは自覚できているのかな。
学校のことから少し目線を上げてみると4月27日に朝鮮半島の板門店での南北首脳会談や最近では7月16日フランスの優勝で閉幕したサッカーのロシアワールドカップで世界中が沸きました。
日本では、6月18日大阪北部地震や6月28日から7月8日にかけての死者数が200人を超える西日本豪雨がありました。命に関わる災害・事件が多くありました。
突然、命が絶ちきられた方々の報道を目にしたとき、思い出した言葉があります。
「いのちの使いかた」
これは、日野原 重明(ひのはら しげあき)先生の著書の題名です。昨年、105歳で亡くなられたお医者さんです。内科の先生で「生活習慣病」という考え方、日本で最初に人間ドックを開設したり、地下鉄サリン事件のときに多くの患者を自分の病院に受け入れたり、すばらしいエピソードがたくさんある先生です。
人生に何を期待できるかではなく、人生から自分が何を期待されているかを考えること
人間は運命を生きるものではありません。人間は生き方をかえることができる
やろうと思うだけではやらないことと同じ、行動こそが勝負
さあ、夏季休業に入ります。あなたの命を大切にして、時間を有効に使い、行動こそが勝負です。9月にさらに成長したみんな、全員に元気で会えることを楽しみしています。