校則の見直しについての臨時生徒総会の採決後、生徒会担当教員から、その手続きについて学習する場を設けました。

　「生徒手帳１２ページ第３１項の……」と、担当教員の話に、生徒は個人の生徒手帳を見ながら耳を傾けていました。
　「この採決後は、議員の３分の２以上の賛成によって可決成立します。」
　「生徒のみなさんが自分たちで校則を変えようと権利を主張するわけですから、それを守る義務も必要です。」
　
　大勢の人が集まって民主的に社会を改善するためには、十分な時間を必要とするときがあります。