給食は学校での楽しみの一つでしょう。また、卒業した先輩が知多中学校に来ると、「給食、懐かしい、食べたい。」としみじみ話すことも。
　そんな給食ですが、この準備はさまざまな人たちの手によって行われています。学校の用務員さんは、手洗い、消毒を行い、白衣、マスク、ビニル手袋を着けて配送業者さんを待ちます。ちょうどご飯が届けられたようです。業者さんが手際よく知多中学校分を降ろすと、用務員さんは熱センサーを使って表面温度を測ります。湿度や気温が高くなっているこの季節、食中毒の発生が心配されます。そのため、メニューが一定以上の温度を保っているかを確認しているのです。届けられたご飯は６３度。配送して届けた後にしては、結構、熱めですね。できたらすぐに配送されたことがうかがえます。記録をつけたのち、学級用ワゴンに載せていきます。全ての食べ物の温度を測定、記録しているそうです。ちなみに、この日届いた牛乳は５度でした。
　こうして準備される毎日の給食は、みなさんの中学校での素敵な思い出のひとつになっていくことでしょう。