音楽
- 公開日
- 2020/06/23
- 更新日
- 2020/06/23
3年生
音楽の授業というと、合唱のイメージが真っ先に思い浮かぶ方も多くいると思います。現在は、新型コロナウイルス感染症予防のため、そういった活動は控えています。そんな中、生徒のみなさんは自分の椅子に座りながらも、教科書をじっと見ながら真剣に手拍子を打っています。
「大きな声で歌えないので、歌を口ずさみながら、歌うところで手を叩くんです。」と、近くの生徒さんが教えてくれました。
3年生では、「花」(武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲)を学習しています。
「春のうららの隅田川(すみだがわ)……、」タン、タタン、タタタタタタ、タタタタタン、タン……。んん? 一見、簡単にできそうな気がしますがそうではなさそうです。歌詞を覚えておくことはもちろん、リズムもきちんと把握しておかないと、手拍子をいくつ取るか、どのタイミングから手を打ち始めるかが分からなくなってしまいます。
音楽の先生の伴奏に合わせて、生徒のみなさんはそれぞれで練習を続けます。すると、手拍子の大きさが初めより大きく聞こえます。手を打つタイミングが正確になった生徒さんが多くなったことがうかがえます。
歌詞の後半は、「櫂(かひ)のしづくも花と散る、ながめを何にたとふべき」。
手拍子で演奏してみませんか。