3/16(月) 卒業式から2週間
- 公開日
- 2020/03/16
- 更新日
- 2020/03/16
校長メッセージ
早いもので卒業式から2週間が経とうとしています。
卒業式当日、式場を飾った立派な花を職員室入り口に置いてくれた用務員さん。
しばらく我々の心を和ませてくれました。
さすがに少し枯れかけてきたので、まだまだ美しさを保っている花だけにして、今日まとめてくれました。(右側がそれ)
公立の合格発表が明後日。
来週には学年別出校日。
休校が続いていますが、本来ならば学校で過ごしている時間を有効に使いたいですね。
自分を見失わずに・・・。
〜
きらびやかでもないけれど
この一本の手綱をはなさず
この陰暗の地域を過ぎる!
その志明らかなれば
冬の夜を我は嘆かず
人々の憔懆のみの愁しみや
憧れに引廻される女等の鼻唄を
わが瑣細なる罰と感じ
そが、わが皮膚を刺すにまかす。
蹌踉めくままに静もりを保ち、
聊かは儀文めいた心地をもって
われはわが怠惰を諫める
寒月の下を往きながら。
陽気で、坦々として、而も己を売らないことをと、
わが魂の願うことであった!
(『寒い夜の自我像』中原中也)