学校日記

3/6(金) 付かず離れず大切に

公開日
2020/03/06
更新日
2020/03/06

PTA活動

「ただいま」
玄関から聞こえてくる声や帰った直後の表情から、今日一日がどんな日だったのか想像します。「楽しかったみたい」「疲れてるなあ」「イライラしてるぞ」と思いながら、いつも変わらず「おかえり」と声をかけています。
中学2年生の息子は思春期真っ只中で、親の干渉を嫌い、私が聞くことに対して「別に」「普通だけど」と素っ気なく返されることも多々あります。「何かあったのかな」と気になっても根掘り葉掘り聞くことはせず、「今日も疲れたね」などと声をかけてそっとしておき、息子自身が話したくなったタイミングで聞くようにしています。そして話してくれる時は、忙しくてもしっかり聞くことを大切にしています。「また話したい」という気持ちをもってもらいたいのもありますが、話してくれることが素直にうれしいからです。
いつも大きな心を持って…と思っていても、互いのイライラがぶつかり合い感情的になることもあります。そんな時は、息子が自室に行くことで距離を置くことが多いのですが、しばらく離れて冷静になると後悔と反省の気持ちが湧いてきます、その後、謝る時もあれば、そのまま過ぎていく時もありますが、息子も後悔の気持ちを持ってくれているのを感じます。
仕事で帰りが遅くなった日には、玄関先の掃き掃除や洗濯物を取り込むなどの手伝いをしてくれている時があります。自分で気付いてやってくれたのでしょう。心遣いに疲れやストレスも飛んでしまいます。子どもたちが成長するにつれ、家族団らんの時間は少なくなってきましたが、週末の夜は家族四人で食卓を囲み、テレビを見ながら会話を楽しんでいます。短い時間ではありますが、私たち家族にとってとても大切な時間となっています。まだまだ続くであろう反抗期、経験者として、できるだけ気持ちに余裕を持って、温かく見守り支えていきたいです。
(「愛知のPTA【南尾張地区版】3月号」知多中学校PTAのお母さんの寄稿文より)
※毎月世帯数で配布している愛知県小中学校PTA連絡協議会発行のPTA新聞に、掲載されました。すでに3年生には配布済みですが、1,2年生は配布できていません。
24日には配布しますので、改めてお読みください。
読み終わった後、心の中が温かくなりました。

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