12/4(水) 読解力15位に後退
- 公開日
- 2019/12/04
- 更新日
- 2019/12/04
校長メッセージ
「高1読解力15位に後退」
朝刊一面トップの見出しに続いて「OECD調査 真偽見抜く力弱く」とありました。
関連の記事にも「本読む生徒高い読解力」「活字との接触 各国で減少傾向」と予想どおりの見出しで、今回の学習到達度調査(PISA)の結果が大きく紙面を割いていました。
折しも知多中は「本の森まつり」。
図書館で借りてもいいし、激減しつつある本屋さんに行ってもいい。
(今はネットで気軽に買えますね)
結論を言えば『本を読もう』。
できれば小説や物語などの文学を!
2022年度本格実施される高校の新学習指導要領では国語を「論理国語」「文学国語」などに再編され、文学が片隅に追いやられるのではないかと懸念の声が上がっているそうですが、今回の調査で読書の有無により最も得点差が大きくなったのは論理的な書籍よりも、小説や物語などのフィクションだったそうです。
くれぐれも読解力を上げる目的は何もテストの成績や受験のためではなく、OECDが提示する「自らの可能性を広げ、社会に参加するために文章を理解して熟考し、考えを表現する力」であることを念頭に置くべきだと思います。