9/20(金) 不易流行(ふえきりゅうこう)
- 公開日
- 2019/09/20
- 更新日
- 2019/09/20
校長メッセージ
若あゆ日記の表紙をめくると『不易流行』という言葉が目に入ってきます。
これは知多地方教職員会会長、東海市市立横須賀小学校の竹内淳校長先生が書かれたものです。竹内校長先生は『不易流行』について次のように述べられています。
「『不易』とは『いつまでも変わらないこと』を意味します。また、『流行』とは、時代や環境によって移り変わる物事、つまり、『はやりすたり』を意味します。元号が『平成』から『令和』へと変わりました。どんな時代にも通用する本質的な考え方と、時代によって新しく生まれる価値観を結びつけることで、初めてよいものができるという考え方を、今こそ大切にしていきたいものです。」
学校教育の中には数多くの『流行』があります。今で言えばICT教育、オリンピック・パラリンピック教育、防災教育、主権者教育、小学校の外国語教育、道徳教育、情報モラル教育・・・あげればきりがないほど。
それらがフォーカスされすぎて、肝心の『不易』(例えば『鉛筆の持ち方』や『聞く姿勢』など)が置いていかれることのないようにしたいものだと、竹内校長先生の達筆な書を眺めながら改めて思いました。(知多中学校には竹内先生直筆の色紙が校長室前に飾ってあります。なぜか…)