9/3(月) 2学期スタート
- 公開日
- 2018/09/03
- 更新日
- 2018/09/03
校長メッセージ
一学期終業式を体操服とハーフパンツで行うほど暑かった今年の夏休みもとうとう終わってしまいました。今日から2学期がスタートします。皆さんには夏休みの間、愛校当番や除草作業、ボランティアなどで、学校をきれいにしてくれたことに感謝をしています。また、知多中生が大きな事故やケガもなく、2学期を迎えられることをうれしく思います。
この夏休みはどうでしたか。部活動の活躍については先日の全校出校日で紹介したとおりですが、3年生は最後の大会やコンクールを終えて、高校や専門学校の体験入学に参加して自分の進路の方向性を決めるきっかけになったでしょうか。
2年生は、3年生からバトンを引継ぎ、新チームでの活動が始まっていることでしょう。また、夏休み中の職場体験を通じて働くことの意義を感じたと思います。
1年生は入学して初めての夏休みでしたが、計画通り進めることができたでしょうか。最近はネット上で読書感想文が商品として売りだされているということを新聞で知りました。中学生のうちに頭を使って努力することを回避ばかりしているとどんな大人になってしまうのだろうと、一瞬考えてしまいました。人は「易きに流れる」傾向がありますが、ときに「じたばた」することも必要じゃないかと思います。
さて、この夏私は市内各校の代表生徒とニュー-ジーランドに行ってきました。ニュージーランドは人一人に対して羊約6頭と圧倒的に気に羊の多い国です。町なかを流れるエイボン川やどこまでも広がる放牧地帯の美しさに心打たれましたが、その詳細は参加した3人の生徒から知多中祭で報告してもらいます。私はNZ、クライストチャーチで行き交う人々を観察していて日本とは明らかに違う姿を発見しました。それは道行く人、ベンチで休む人、信号待ちをする人、買い物をする人・・・どの人もスマホを見ながら、と言う姿に遭遇しませんでした。もちろんNZでも日本同様スマホは必須アイテムになっています。便利だからといってあれもこれもスマホに頼る、あるいは暇つぶしの相手としてスマホにとらわれ過ぎているのが現在の日本なのかと感じています。
大切なことは、自分の頭で考える習慣をこの中学生期にしっかりと持つことだと思います。また、2学期には知多中祭、合唱祭といった「チームワーク」が大切な行事が目白押しです。一人の力ではできないけれど、仲間と協力して取り組むことの喜びや達成感を味わってほしいと思います。(校長式辞)