学校日記

7/12(木) 言葉の力

公開日
2018/07/12
更新日
2018/07/12

2年生

2年生の国語。
「どう、面白い?」
「いえ、難しいです」

『人はよく美しい言葉、正しい言葉について語る。しかし、私たちが用いる言葉のどれをとってみても、単独にそれだけで美しいと決まっている言葉、正しいと決まっている言葉はない。ある人があるとき発した言葉がどんなに美しかったとしても、別の人がそれを用いたとき同じように美しいとはかぎらない。それは、言葉というものの本質が、口先だけのもの、語彙だけのものではなくて、それを発している人間全体の世界をいやおうなしに背負ってしまうところにあるからである。人間全体が、ささやかな言葉の一つ一つに反映してしまうからである』(大岡信「言葉の力」より)

難しいけれど、理解したい内容ですね。

授業の後半・・・
「何でワークブックがここの位置にある?」
「それは、風で…」
「はあ?風でそうなるか?」
ちょっと笑いが起きる。
微笑ましい光景でもある。

O先生の言葉は寛容の色が濃い。

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