学校日記

4/16(月) 10分で

公開日
2018/04/16
更新日
2018/04/16

3年生

3年生の国語。
「じゃ、今から10分間、詩を暗唱しよう」
谷川俊太郎の『春に』。
『この気もちはなんだろう』で始まり、全部で24行ある。
生徒は耳を押さえて、空を見つめて、指を使いながら・・・自分流に10分を過ごす。

10分で?無理だろう。との思いは杞憂に終わった。

「はい、じゃあみんなで言うよ」
「この気もちはなんだろう
 目に見えないエネルギーの流れが
 大地からあしのうらを伝わって…」

最後は拍手。
すごいな、3年生!

頭が柔らかい。
『大声でだれかを呼びたい
 そのくせひとりで黙っていたい』
素敵な詩です。
中学生はこんな気持ちが分かる年。
この詩、きっといつまでも心に残る。