学校日記

9/1(金) 自分で決める

公開日
2017/09/01
更新日
2017/09/01

学校の様子

長かった夏休みも終わってみればあっという間ですね。まずは皆さんが大きな事故や事件に巻き込まれることなく、無事に2学期が迎えられたことをうれしく思います。
 皆さんにとっての夏休みはいかがでしたか?3年生は最後の大会やコンクールを終えて、部活動を引退しました。思うような結果が出せずに悔しい思いをした人もいたでしょうが、仲間とともに一生懸命取り組めたことは、必ずや今後の生活に生きると思います。2年生は職場体験で働くことの意義を学んだと思います。私も地元に住んでいますから知り合いの方から職場体験での様子をいくつか聞きました。「知多中生は礼儀正しくよく働く」とお褒めの言葉をいただき、うれしい気持ちになりました。1年生は初めての中学生としての夏休みだったと思いますが、小学生とは違って宿題の質も量も多く、大変だったかもしれませんが、1年生のうちにやるべきことをしておかないと、後々後悔することになりますから、やりきれなかった人は少しずつでいいので頑張りましょう。
 さて、この2学期は知多中祭や合唱祭と大きな行事が続きます。勉強ももちろん大事ですが、クラスの仲間や学年を超えた縦割りの活動を通して学ぶことも大きな意義があります。是非、達成感をもって取り組めることを願っています。
 私事ですが1学期の始業式で皆さんに話したことを覚えていますか。
「何でもいいので毎日継続して取り組んでみよう」と話しました。私は8月から始まった新聞の連載小説を毎日読みました。今朝も読みましたから32日連続して取り組みました。『レジェンド』と皆さんが呼んでいる安井先生は「毎日駐車場脇の花壇に水やりをする」と決めて取り組まれたそうです。皆さんの協力もあって、今、立派な花を咲かせています。
 自分の生き方や生活スタイルを変えることは簡単そうに見えてなかなか難しいものです。でも、少しだけでも何かをこつこつと毎日続けていると、それが自分の自信につながります。先日、先生たちの勉強会で講師の先生が、「人に何かをしなさいと言われてやっていても自信にはつながらない。自分で決めて取り組むことが自分の自信につながる」とおっしゃっていました。
 自分に自信のある人はもうやれているでしょうが、自分に自信のもてない人は小さなことでもいいので、自分でもやれそうなことを探して、自分で決めて自分で取り組んでみてください。
 涼しくなったとはいえ、まだまだ残暑が厳しいと思いますが、健康に気をつけて過ごしましょう。この2学期が、皆さんにとって実りあるものになるようにと願って2学期始業式の式辞とします。
(2学期始業式 式辞:文責 平下)