1/11(水) ちはやふる
- 公開日
- 2017/01/11
- 更新日
- 2017/01/11
1年生
誰もいない1年生のある教室。
黒板には「武道場へ」、机は整頓よく並んでいます。
武道場へ行ってみると、二クラス合同で百人一首をしています。
途中でN先生に詠み手が変わると、生徒から歓声が上がります。
(いつも慣れている国語の先生とは、趣が違いますね)
「ちはやぶる…」
静かだった武道場が、この時ばかりは一気に盛り上がります。
「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
在原業平のこの歌は(映画は見ていませんが)、「相手への想いが、竜田川を赤く染め上げてしまうほど燃え上がっている」という意味の恋の歌だとの説もあるようですね。
古典を通して、昔の人の気持ちに思いを馳せてみるのも、いとをかし・・・